太陽光発電の耐用年数はどのくらい?寿命がきたらどうすればいい?

公開日:2023/07/15
耐用年数

電気料金の値上がりにともない、太陽光発電を検討している人もいると思います。ただ、太陽光パネルの設置には高い初期費用がかかるので、耐用年数や寿命が来たらどのようなことが起こるのかが気になる人も多いでしょう。

そこでこの記事では、太陽光パネルの耐用年数や寿命が来た時に起こりうることとその対処法などについて解説します。

太陽光パネルには法定耐用年数(17年)がある

太陽光パネルの寿命を知りたい時は、法定耐用年数と期待寿命の2つがあることを頭にいれなければなりません。この2つの言葉の意味や年数はかなり異なります。そこでまずは、

太陽光パネルの法定耐用年数と期待寿命についてそれぞれ解説します。

法定耐用年数

太陽光パネルの法定耐用年数は国税庁によって17年と定められています。太陽光パネルは経年劣化により年々その資産価値が低下していく減価償却資産です。

しかし、一定の期間は購入する際にかかった費用を経費として計上できるという仕組みがあり、その期間が法定耐用年数である17年間にあたります。ただし、あくまでも太陽光パネルの減価償却を行えるのが17年ということであり、実際の寿命はもっと長いケースが多いと考えられています。

期待寿命

一方、期待寿命とは、太陽光パネルが問題なく使えると期待できる年数のことを指します。そして、各メーカーが出している太陽光パネルの期待寿命は、法定耐用年数の17年を大きく上回る20年~30年だと考えられています。

太陽光パネルが一般的に普及し始めたのは、余剰電力買取制度が始まった2009年頃からです。普及してからの歴史がまだ浅いため実際の耐用年数に関わるデータは多くありませんが、国内ではすでに30年以上使用されている太陽光パネルがいくつかあります。

ちなみに、冷蔵庫やエアコンなどの一般的な家電製品の期待寿命は約10年です。ほかの家電製品に比べて太陽光パネルの期待寿命が大幅に長いのは、可動部が少ないために故障やトラブルが発生しにくいからだと考えられています。

寿命が来ると発電効率低下や破損が起こりやすい

各メーカーが出している太陽光パネルの一般的な期待寿命は20年~30年です。ここでは、寿命を迎えた太陽光パネルにはどのような問題が起こってくるのかを解説します。

発電効率の低下

1つめは発電効率の低下です。太陽光パネルの発電効率は、使用期間の長さに比例して低下していくと考えられています。寿命が近くなった太陽光パネルは発電効率が悪くなっているため、どうしても発電量も下がってしまいます。

そして、太陽光発電でできた電気を売っている場合は、発電量の低下は収益の低下につながってしまいます。発電効率の低下を防ぐには、できるだけ劣化率の低い太陽光パネルを選ぶとよいでしょう。

また、鳥のフンや落ち葉、黄砂などによって太陽光が当たりにくくなることでも発電効率は低下します。このようなことを防ぐには、日頃から目視で太陽光パネルの状態を点検することや定期的に洗浄することが大切です。

太陽光パネルやパワーコンデショナーの劣化や破損

2つめは、太陽光パネルやパワーコンデショナーの劣化や破損です。太陽光パネルは長期間にわたって雨や風にさらされるうえ、時には砂や小石などが当たることもあります。

そのため、寿命を迎えるほど長く使い続けると、太陽光パネルが劣化もしくは破損する、配線や回路の接続不良や劣化が起こるなどの可能性が出てきます。劣化や破損を少しでも防ぐためには、定期的にメンテナンスを行うとよいでしょう。

もしも破損してしまった場合は、早めに交換することが大切です。なぜなら、太陽光パネルの破損は数日間などの短期間であれば大きな損失にはならないものの、長期間にわたるほど大きな損失につながりやすいからです。

また、太陽光発電で作った電気を家で使用するために必要なパワーコンデショナーは期待寿命が約10年と短く、精密機械であるがゆえに故障する可能性も高いといわれています。長く使用するためには、雨風や直射日光の当たらない風通しのよい場所に設置することや定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

太陽光パネルの寿命が来たら交換または廃棄をする

太陽光パネルは、定期的なメンテナンスや洗浄によって劣化を遅らせることができますが、いつかは寿命を迎えます。ここでは、太陽光パネルの寿命が来たらどのように対応すればよいのかを解説します。

太陽光パネルを交換する場合

長期間の使用によって劣化、破損した太陽光パネルを部分的に修理するのは難しいので、継続して使用したい場合には施工店に依頼してパネル単位で交換しましょう。この時、まだメーカーの保証期間内かつ保証の適用内であれば無償で交換してもらえることもあります。

太陽光パネルを廃棄する場合

太陽光パネルを廃棄する際は、指定の場所に搬入して産業廃棄物として処理する必要があります。この時、搬入は必ず専門の業者に頼みましょう。なぜなら、太陽光パネルには有害物質が含まれていることがあるうえに、パネルが壊れていても感電する危険性は残っているからです。

まとめ

太陽光パネルをうまく設置すれば、効率的に電気を作り出すことができ電気代の節約につながる可能性があります。しかし、初期費用の高さによって設置するかどうか迷ってしまう人も多いと思います。

そこでこの記事では、太陽光パネルの法定耐用年数や期待寿命、寿命が来た時に起こりうることと劣化を遅らせる方法、交換や廃棄の方法などについて解説しました。参考にしていただければ幸いです。

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